株式会社サイトパスファインダーは、独立行政法人産業技術総合研究所の研究成果を基に優れた医薬品の研究開発をすすめています。

Taxonomy 3

Taxonomy3とは何か?

Taxonomy3 (Tax3)は、従来の「事象が起きる確率」を推定する数学的手法と異なり、事象が起きる「原因の確率」を推定するベイズ理論に基づき考案された新規なソフトウェアです[1]。大規模なデータの解析や複雑かつ不均一な(無秩序な)データを解析するのに非常に有効です。膨大な解析結果を視覚化し、臨床試験に必要な情報をグラフ化できる特徴があり、意思決定ツールとしても重要です。

Tax3の適応範囲

大量の多変数を含む複雑なデータに対する、多変量解析を実施

ゲノムワイドなSNPジェノタイピング技術によって得られる膨大なデータセットから症例とコントロールのようなグループを抽出することができます。

少ない被験者の中からシグナルを高感度に検出

Tax3では有意水準の補正を必要とする多重検定は用いません。たとえ変数(SNPs)が膨大なデータセットでも、すべての情報は保持され、少ない被験者からなるコフォート集団間でも感度良く有意差を検出することができます。

コフォート集団における多様性探索

被験者集団(コフォート集団)中の相関パターンを調べることができます。全ての症例とコントロールを区別するような重要なSNPs群を検出できるだけでなく、部分的に症例とコントロールを分類するSNPs群を見出すことによって、集団中の多様性も調べることができます。

複数のデータタイプを同時に解析

複数の異なるタイプのデータは、全て確率変数に変換されることにより、同時に解析できます(SNPs, -omics, 疫学的、臨床データなど)。尚、全ての変数は同等に扱われ、シグナル検出や多様性探索、モデル予測などに用いられます。

変数間の相互作用を解析

大量かつ多様な変数間の相互作用や遺伝的エピスタシスを調べることにより、シグナル検出感度の大幅な改善および、新たな相互作用/相関経路の発見に結びつけることができます。

強力な予測モデルを構築

あらゆる利用可能な変数を用いて、強力な多変量予測モデルを構築できます。症例/コントロールのゲノムワイドな推測が容易に行えます。

Tax3 の利点

患者集団をグループや表現型により分類

複雑な患者集団を特異的な変数や表現型により分類し、クラス分けすることができます。

個別化医療に役立つ、新しい標的薬剤を同定

Tax3により同定された有意な変数から、全コフォート集団または特定のサブグループに有効な薬剤をみつけることができます。これにより、個別化医療の実現に貢献できます。

臨床試験における患者を選定

Tax3は、各患者さんの薬剤応答性を予測できるため、副作用の危険性を排除します。また臨床試験における患者さんの選定や、第II相臨床試験における、有意なPOC(Proof of concept)を提供します。

Tax3 とサイトパスファインダー/PGXIS

世界的なPGxの拠点

サイトパスファインダー/PGXISには、Tax3の開発・研究及び実施に携わる世界的な専門家がおります。

非常に高速かつ効率のよいソフトウエア

サイトパスファインダー/PGXISは、非常に複雑なデータセットを高速で効率よく解析できる専用のソフトウエアを開発しました。例えば、300人の被験者と百万のSNPs解析を、わずか数時間で行うことができます。

サービス及び技術のご提供

サイトパスファインダー/PGXISは、複雑なデータの解析にTax3をご提供します。あるいは、貴社へのTax3の技術移管やTax3を使用する際のサポートをします。

Tax3についてご興味のある方は、下記ボタンをクリックしてください。

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文献

解析方法
1. Visualizing gene determinants of disease in drug discovery. Delrieu O and Bowman C.
Pharmacogenomics. 2006 Apr;7(3):311-29.
応用例
2. Immunogenetics of drug-induced skin blistering disorders. Part II: synthesis. Bowman C, Delrieu O.Pharmacogenomics. 2009 May;10(5):779-816. 3. Immunogenetics of drug-induced skin blistering disorders. Part I: Perspective. Bowman C, Delrieu O. Pharmacogenomics. 2009 Apr;10(4):601-21. 4. TNF, LTA, HSPA1L and HLA-DR gene polymorphisms in HIV-positive patients with hypersensitivity to cotrimoxazole. Alfirevic A, Vilar FJ, Alsbou M, Jawaid A, Thomson W, Ollier WE, Bowman CE, Delrieu O, Park BK, Pirmohamed M. Pharmacogenomics. 2009 Apr;10(4):531-40. 5. Investigation into the multidimensional genetic basis of drug-induced Stevens-Johnson syndrome and toxic epidermal necrolysis. Pirmohamed M, Arbuckle J, Bowman C, Brunner M, Burns D, Delrieu O, Dix L, Twomey J and Stern R. Pharmacogenomics 2007 Dec; 8(12), 1661-1691.